お中元・お歳暮
公開日: : 最終更新日:2016/03/24 暮らしの中のおつきあい
お中元・お歳暮の由来
昔から中国では、上元(1月15日)、中元(7月15日)、下元(10月15日)の日に、道教に基づく祭儀が行われてきました。この中元に、盂蘭盆会(うらぼんえ)=お盆が重なり、物を贈る習慣になったと言われています。
お歳暮は、分家した人や嫁いだ人が、お正月に歳神様を迎えるために、親元に贈った祝い肴やお供え物に起源があると言われています。また、近世の商人が年末決算の後、お得意様に品物を贈ったのがルーツだという説もあります。
お中元・お歳暮の誰に贈る?
お中元とお歳暮は、お世話になっている方へ感謝の心をこめて贈る贈り物です。
その人の考え方にもよりますが、取引先、職場の上司、仲人や親・親戚、お稽古ごとの先生などに贈ります。
学校の先生には、特にお世話になった場合を除いて、贈らないことが多いようです。
職場や地域の慣習に従いましょう。
お中元・お歳暮を贈る時期
お中元は、6月下旬から7月15日までに贈るのが一般的(お盆が月遅れの地域では、7月下旬から8月15日まで)です。時期を逃したら、立秋までは表書きを「暑中御見舞」「暑中御伺」に、立秋を過ぎたら「残暑御見舞」にします。
お歳暮は12月初旬から20日頃までに贈ります。この時期を過ぎたら、年を越してから松の内までは表書きを「御年賀」、立春までは「寒中御見舞」にします。
お中元・お歳暮にかける金額の目安
お中元
贈り先 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
---|---|---|---|---|
取引先 | 3,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 5,000~7,000円 |
職場の上司 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 5,000~6,000円 | 5,000~6,000円 |
仲人 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 |
親・親戚 | 3,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 5,000~6,000円 | 5,000~6,000円 |
お稽古ごとの先生 | 3,000~4,000円 | 3,000~4,000円 | 4,000~5,000円 | 5,000~6,000円 |
お歳暮
贈り先 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
---|---|---|---|---|
取引先 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 4,000~6,000円 | 5,000~7,000円 |
職場の上司 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 5,000~6,000円 | 5,000~7,000円 |
仲人 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 4,000~5,000円 |
親・親戚 | 3,000~5,000円 | 4,000~5,000円 | 5,000~6,000円 | 5,000~6,000円 |
お稽古ごとの先生 | 3,000~4,000円 | 3,000~4,000円 | 4,000~5,000円 | 5,000~6,000円 |
祝儀袋の種類
水引 / 紅白の蝶結び のし / あり 包み紙 / 白1枚、または白2枚 表書き / お中元:「お中元」 お歳暮「お歳暮」 |