季節のあいさつ
公開日: : 暮らしの中のおつきあい
季節のあいさつ
年始まわり
年始まわりは1月2日以降、松の内(7日まで)に行います。最近は、お正月に旅行に行く人も多いので、暮れの内に予定を聞いて、あらかじめ訪問する日を決めておきましょう。訪問は昼間にし、できるだけ玄関先で失礼するのが礼儀です。
年賀に伺う場合は、お歳暮を贈ってあればタオルなど大げさでないものを手みやげとして持参します。
また、そのときの服装は、お正月らしく、いつもより改まったものみするとよいでしょう。
年始まわりの注意
- 年賀の品には新春らしい和菓子や小風呂敷などが喜ばれます。おもてなしを受けそうなら、酒や果物などその場で食べられるものでもよいでしょう。
- お歳暮を贈っていても、年賀の品が必要です。お歳暮は日頃の感謝を示す暮れのあいさつ、お年賀は「今年もよろしく」のあいさつを意味します。
- お年玉は、子や孫、親戚の子どもなどに渡すことが多いでしょう。年始回りに行くときは、ポチ袋の持ち合わせがなければ、ティッシュなどに包んで渡します。
お盆・お彼岸のつきあい
お盆やお彼岸に故郷に帰り、お墓参りをするとき、菩提寺に菓子折りなどを持ってあいさつに行きます。
また、先祖供養のために、実家や婚家に線香などをお供えすることもあります。いずれにしても、地域や家庭、宗教によって違いがあるので、それに従うのが賢明です。
また、新盆(にいぼん)ではなく通常のお盆やお彼岸に、日頃から御無沙汰している親戚や知人の家を訪れるなら、手みやげがわりにお供えを用意して、仏前で手をあわせる心づかいが欲しいものです。
年賀の品・お年玉を贈る時期
年始まわりのとき
年賀の品・お年玉の金額の目安
年賀の品の金額の目安
贈り先 | 金額の目安 |
---|---|
職場の上司 | 5,000~6,000円 |
取引先 | 4,000~6,000円 |
親・親戚 | 4,000~5,000円 |
仲人 | 4,000~5,000円 |
お稽古ごとの先生 | 4,000~5,000円 |
友人 | 2,000~4,000円 |
お年玉の相場
贈り先 | 自分の子ども | 孫 | 親戚の子ども | 友人・知人の子ども |
---|---|---|---|---|
小学校入学前 | 500~3,000円 | 500~1万円 | 1,000~2,000円 | 1,000~2,000円 |
小学校低学年 | 2,000~3,000円 | 2,000~1万円 | 1,000~5,000円 | 1,000~3,000円 |
小学校高学年 | 2,000~5,000円 | 2,000~1万円 | 3,000~5,000円 | 3,000~5,000円 |
中学校 | 5,000円~ | 5,000円~ | 5,000円~ | - |
祝儀袋の種類
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水引 / 紅白の蝶結び のし / あり 包み紙 / 白1枚、または白2枚 表書き / 年賀:「御年賀」「御年始」「賀正」 お年玉:「お年玉」 |
年賀の品・お年玉のお礼・お返し
特に必要ありませんが、する場合はお礼状を書きます。
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