著作権表示に関する記述

公開日: : 最終更新日:2016/03/24 制作基本

著作権表示(copyright)とは

著作権表示とは、著作物の著作権者や著作物の発行年などに関する表示です。
サイトやブログはもちろんのこと、映画や音楽、本や漫画、絵や彫刻など全ての作品に対して
年齢、性別、プロ、アマ誰であろうとどんな作品にでも、著作権はあります。
現在著作権は、著作物の創作とともに自動的に発生するので、著作権表示の重要性は失われつつあります。
そのため現在は、本来の目的とは異なる副次的目的が主となっています。

現在の著作権表示の主な目的

  1. 著作者が氏名表示権を行使できる。
  2. 著作物の利用者が、著作権消滅の時期や、利用許諾を得るための連絡先を知ることができる。
  3. 善意の著作権侵害を予防できる。

 

著作権表示は著作権という財産権の帰属主体を示しているので、必要がないからといって事実と異なる表示をすると違法行為となる可能性があります。

著作権表示の書き方

著作権表示には、次の3つの表示が必要です。

 

  1. ©(丸の中にC、丸C、マルシー)の記号 (symbol ©)
  2. 著作権者の名前
  3. 最初の発行の年

 

特に順序は定められていないので、この順序でなくてもいいですが、慣習的に「©」を最初に書くことが多いようです。氏名と年の順序はさまざまです。

©記号

国際的に通用することが万国著作権条約で保障されているのは「©」のみですが、ベルヌ条約加盟前のアメリカ合衆国の国内法では、「©」以外に「Copyright」や「Copr.」も認められていました。
コンピュータやタイプライターの文書では、文字として登録されていない場合があるので、慣習的に「(c)」や「(C)」も使われています。

著作権者の名前

著作者ではなく著作権者の名前を表示します。
つまり、著作者が著作権を譲渡・売却などしたときは、譲渡された人の名前を表示します。
名前は、ペンネームなどでもかまいませんが、誰のことかわからないものは認められていません。
複数の著作権者がいる場合は、全員の名前を書きます。
法的にはどんな順序でもいいですが、原作者と作者を表示する場合は、原作者を先に書くのが一般的です。

最初の発行の年

ここ、勘違いされている方もいますが、最初の発行年を記述します。毎年毎年更新していくものでありません。
例えば、2010年に初めて発行し、2014年に改定したものの著作権表示は「2010」です。
基本的には最初の年「2010」だけで充分ですが、「2010-2014」でも問題はありません。
「2010-2014」などの後ろの「-2014」は更新年を示します。
ただし「2014」だけでは間違いです。

…ですので、よくサイトで書かれている

Copyright © 2010-2014 かじこの備忘録 All Rights Reserved.

などの文言。これはこれで間違えではないのですが、いらないものも一緒に書かれています。
実際は

© 2010 かじこの備忘録

これで充分なのです。

サイトやブログにおける © の書き出し方

htmlでの打ち込み方が分からない…。という方。

©

と打ち込めば表示されます。
直打ちでも大丈夫です、普通にアルファベット「c」を変換すれば出てきます。

備考

「All Rights Reserved.」の記述

「All Rights Reserved.」は、ブエノスアイレス条約加盟国間で著作権が保護される…という意味ですが、現在ではブエノスアイレス条約加盟国も全てベルヌ条約に加盟していて、一切の著作権表示なしで著作権が保護されます。
したがって、現在では「All rights reserved.」は意味を持ちません。
まして、日本などのブエノスアイレス条約の非加盟国の著作物には、過去・現在ともに全く意味がありません。
ま、デザイン的にあった方がかっこいいということで…。

Ⓟ(マルP)

「Ⓟ」は、著作権とは異なる内容の権利で、日本では著作権法の中でその権利内容が規定されています。
マスター音源に対する保護を受けるための表示で、CDやカセットなどのあらゆる音楽用メディアに適用されます。
「©」同様、無方式主義国のレコードが方式主義国で保護を受けるための表示です。ただし、原盤権についても現在ではほとんどの国が無方式主義です。
「Ⓟ」記号と、最初の発行年を、レコードまたはその容器包装(ジャケットなど)に表示します。
レコードまたはその容器包装の表示から原盤権者が明らかなときは、「Ⓟ」表示自体に名前は必要ありません。
著作権者と原盤権者が同一のときは、「Ⓟ&© ……」とまとめて表示することもあります。

®(Rマーク・マルR)

登録商標マーク、登録商標記号は、直前にある語句や記号が登録された商標法における登録商標であることを示すシンボルマークで、"R"は "Registered Trademark"(登録商標)の頭文字です。
日本では、商標登録表示を付ける付けないは商標権者の自由ですが、登録されていない商標にはこの記号は使うことはできません。
®を付す位置には特に決まりはないので、どこにつけても構いませんが、登録商標の右上や右下に小さく付されることが一般的です。
登録されていない商標の場合、商品の出所を表示する商標(トレードマーク)には「商品商標マーク」である「TM」(Trademarkの略)をつけ、役務の出所を表示する商標(サービスマーク)には「役務商標マーク」である「SM」(Servicemarkの略)をつけることがあります。



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