漢方と証

漢方薬 漢方薬

薬物の説明

  1. 燥性薬/体内の水分を排泄する薬
  2. 潤性薬/体内の水分を保留し、からだの一部や全体を潤す薬
  3. 升性薬/興奮や発汗など症状や機能を上向きにする薬
  4. 降性薬/止汗鎮静、鎮咳、鎮吐などの症状や機能を下向きにする薬
  5. 散性薬/作用が外に向かって働く薬
  6. 収性薬/作用が内に向かって働く薬
  7. 熱(温)性薬/からだを温め、新進代謝を盛んにする薬
  8. 寒(涼)性薬/ほてりなどの炎症を取り去り、興奮を抑える薬
  9. 補性薬/足りないものを補い、からだを強化する薬
  10. 瀉性薬/からだに蓄積した余計なものを外に出す薬

治療法の原則

  1. 燥性薬は湿証に使用する。
  2. 潤性薬は燥証に使用する。
  3. 升性薬は降証に使用する。
  4. 降性薬は升証に使用する。
  5. 散性薬は収証に使用する。
  6. 収性薬は散証に使用する。
  7. 熱(温)性薬は寒証に使用する。
  8. 寒(涼)性薬は熱証に使用する。
  9. 補性薬は虚証に使用する。
  10. 瀉性薬は実証に使用する。

証の種別

  1. 湿証とは、体内の水分が局所的に過剰のため、浮腫や胃内停水、腹水、喘鳴などの症状がある。
  2. 燥証とは、体内の水分が不足している場合で、皮膚枯燥や口渇、空咳などの症状がある。
  3. 降証とは、症状や機能が下向きに、例えば脱力、汗が出ない、下血、下痢などの症状がある。
  4. 升証とは、症状や機能が上向きに、例えば興奮、のぼせ、喀血、汗の出過ぎ、便秘などの症状がある。
  5. 収証とは、出るべきものが出ない、例えば便秘、尿量減少、痰がからむなどの症状がある。
  6. 散証とは、外に出てしまう、例えば下痢、頻尿、多尿などの症状がある。
  7. 寒証とは、からだ(一部や全体)や病気が萎縮的、衰退的な状態で、冷えや顔色が青白いなどの症状がある。
  8. 熱証とは、からだ(一部や全体)や病気が興奮的、亢進的、炎症的で、のぼせやほてりなどの症状がある。
  9. 虚証とは、からだ(一部や全体)の機能が低下し、病気への抵抗力が低下している状態。
  10. 実証とは、からだ(一部や全体)の機能が充実し過ぎて、余分なものを生み出したり、病気へ激しく抵抗している状態。

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